2023年度コラボ事例
豊屋食品工業㈱とのコラボ「若年層への発酵食品の認知度向上と消費増」
☆令和5年度KCみやぎ産学共同研究会企画運営業務:学生参画型採択
研究契約期間2023年7月〜2024年2月末日
https://www.yutakaya-shop.com/
仙台長茄子のゆたかや
左から、奥津社長、研究会のようす、Zoomを通してペルソナの24時間の行動を発表
2023年7月25日にキックオフ・ミーティングを実施し、活動を開始した豊屋食品工業㈱とのコラボ、若年層への発酵食品の認知度向上と消費増(KCみやぎ2023採択)のマーケティングプロジェクトSNSのアカウントです。ゼミの学生が今後更新していきますのでご利用のSNSがありましたらぜひご登録ください!(現時点ではアカウント作成のみ、随時更新します。)
ハッシュタグの利用予定は以下のとおりです。各回に関連するものは別途追加します。
あすからぼ
asukalab2023
今年度もKCみやぎに採択していただきました。初回は奥津社長に柴田町から研究室にお越しいただき、会社概要、(なんと最初は酒屋さんで、お酒のお供のおつまみとしてお漬物を作り出し、今ではお漬物がメインとなった企業!)研究会(研究室とのコラボレーション)への期待についてお話しいただきました。研究室の学生9名と奥津社長、柴田町商工観光課の湯山さん、私(佐藤飛鳥)は対面で、宮城県産業総合センターの佐藤さん、本学地域連携センターの菊池さんがZoomで参加しました。
SNSで進捗状況を発信していきます!!
【第1回(キックオフ・ミーティング)アジェンダ】
日時:2021年7月25日(火)15:00〜16:40
議題:
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参加者自己紹介(役割や研究会を通して成長したいこと、研究会に期待すること)
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奥津社長より企業概要、これまでのマーケティング活動や研究会に期待することなど配布資料に基づきご説明
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2グループに分かれて東北工業大学の男子大学生をペルソナに設定、1日24時間の生活や行動の中でお漬物を食べる可能性のある時間帯やシチュエーションなどワーク→発表
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9月の工場見学について予定
【東北工業大学学生によるパッケージコンペ開催が決定!!】
1からの新商品提案、または豊屋食品工業の既存商品を用いたメニューの提案(これは基本的にあすか研学生が行います)をKCみやぎ採択時に考えていたのですが、採択後に大学全体で関わることができないかとパッケージコンペを考えました。
そこで第1回研究会で奥津社長に「東北工業大学学生・院生によるコラボパッケージコンペ」を提案し、開催できることになりました!!東北工業大学の学部生・院生であれば全学部・全学科、全専攻のどなたも応募できます。条件は豊屋食品工業✕東北工業大学がコラボしている事がわかり、商品の魅力を伝えることのできるパッケージであることのみです!あなたのデザインしたパッケージが近所のスーパーマーケットで販売されるかもしれません。応募方法、応募締め切りなどは本学ポータルサイトから後日お知らせします。これを機に、発酵食品であるお漬物は、脇役と思っているけど実は美味しくて、量が少ない割に1日に必要な野菜350gを摂取するのに最適で、食物繊維と乳酸菌で美容と健康にいい(最近のお漬物は塩分も控えめな)ことに興味を持ってもらえるとうれしいです。ふるってご応募ください!!
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2022年度コラボ事例
しそまきやY.Y(宮城県柴田町)
2022年7月〜2023年7月
佐藤由美子さんが丹精込めてつくる「しそまき」を若年層にも周知し、消費増につなげるため、しそまきやしそまきの中のお味噌を使った新メニューを提案しました。
http://www02.jet.ne.jp/~shokokai/kigyou_info/shisomakiya/index.html
しそまきやY.Y - 柴田町商工会【企業紹介】
最終報告回のようす。佐藤由美子さんと、お元気なお母様が研究室にいらっしゃいました。
研究会前には学生の案内で大学の施設見学をされ、記念写真も撮りました。
柴田町のヨークベニマル(柴田店・名取店)、櫻中味噌店、また由美子さんの経営する柴田町の店舗でしそまきやY.Yのしそまき、しそで巻いて油であげる前段階のお味噌(ご家庭でしそに巻いてあげたり、調味味噌として活用したり!)のパックも販売中です。
お店ではしそまきの他、チュロス、夏にはスペシャルソースを乗せたかき氷も販売しています。柴田町にある仙台大学のみなさん、ぜひご利用ください!
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2021年度コラボ事例
過去のコラボ事例はこちら!
2021年度に実施しているコラボを紹介します。
PROJECT 1:㈱木の屋石巻水産のデジタル系タッ
チポイントの選定☆令和3年度KCみやぎ産学共同
研究会企画運営業務:学生参画型採択研究契約期間
2021年7月〜2022年2月末日
2021年7月21日にキックオフ・ミーティングを実施し、活動を開始した木の屋石巻水産とのコラボ、20〜30代のデジタルタッチポイント選定(KCみやぎ2021採択)のマーケティングプロジェクト 各種SNSのアカウントです。ゼミの学生が今後更新していきますのでご利用のSNSがありましたらぜひご登録ください!(現時点ではアカウント作成のみ、随時更新します。)
ハッシュタグの利用予定は以下のとおりです。各回に関連するものは別途追加します。
@KC202110
KCみやぎあすか研プロジェクト2021
kcmyg_2021
KCみやぎあすか研プロジェクト2021
KCみやぎ あすか研
TikTok
@kc_miyagi2021
KCみやぎあすか研プロジェクト2021
今年度もKCみやぎに採択していただきました。初回は松友倫人さんに石巻から研究室にお越しいただき、研究会(研究室とのコラボレーション)への期待についてお話しいただきました。研究室の学生7名と松友さん、私(佐藤飛鳥)は対面で、学生1名を含むその他の参加者はZoomで参加しました。
キックオフ・ミーティングとして、今回ご参加いただいたのは、木の屋石巻水産のWebサイト周りを手がけられている東京のweb制作会社、㈱ソニックジャムの社長村田健さん、宮城県産業技術総合センターから、研究連携推進監兼食品バイオ技術部長 今野政憲さん、企画・事業推進部 上席主任研究員 渡邉洋一さん、昨年度に引き続き企画・事業推進部 研究員 伊藤淑恵さんです。本学の地域連携センターからも2名参加しました。
研究室から参加したのは3年生8名と大学院生1名です。SNSでのコンテンツ制作を行っていきますのでおいおいご紹介いたします!!
第1回(キックオフ・ミーティング)アジェンダ
日時:2021年7月21日(水)13:00〜15:00
議題;
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参加者自己紹介(学生→松友さん→村田さん→今野さん→渡邉さん→伊藤さん→菅原さん→菊地さん→佐藤飛鳥
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松友さんより企業概要、これまでのマーケティング活動や研究会に期待することなどPowerPoint資料に基づきご説明
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3グループに分かれて20代2グループ、30代1グループでペルソナを設定、1日の生活や行動の中でどのSNSにどんなタイミングで触れ、何を視聴しているか、また缶詰に触れる時間帯はいつか、などワーク→レポート
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次回の全体ミーティングまでのグループワークと目標確認、日程調整(8月25日14:00〜)
この研究会では、もちろん20〜30代のデジタルタッチポイントを明確化することで木の屋石巻水産のマーケティングに活かすのですが、お互いが長期間のコラボレーションを通して企業と学生両者のミスマッチをなくすこと、地域のキラリと光る企業を知って、地元への就職を視野にいれることなども目標にしています。
学生は一人一役を担当します。今回は初めてで右も左も分からないと思い、各種SNSへの投稿前にwebsiteを更新しました。これから具体的なデジタルタッチポイントを特定するために、様々なSNSでターゲットに訴求できるコンテンツを検討していきます。写真、ビデオや音声(サウンドロゴやジングル)などを効果的に組み合わせながら、五感に訴えるマーケティングを目指します。
お楽しみに!!
㈱木の屋石巻水産 松友倫人さん:ゲーム実況系Youtuber3名によるライブコマースなど、柔軟なマーケティング施策を展開し、7月27日にもYotubeでアイドルらによる配信用映像を撮影予定。
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2020年度コラボ事例
2020年度に実施しているコラボから2つの事例を紹介します。
PROJECT 1:
有限会社スマッシュの紙製品アイディア
☆令和2年度KCみやぎ産学共同研究会企画運営業務:学生参画型採択
研究契約期間2020年5月〜2021年2月末日
https://smash-sendai.jp/
コロナ禍で前期講義はオンラインで実施しており、対面が叶わずオンラインミーティングで幕開けとなりました。昨年度に引き続き、Smashからデザイナーの佐々木さん、新たに営業の本間さんに、創成国際特許事務所から嶺岸さんにご参加いただいています。そしてKCみやぎの補助金採択により宮城県産業技術総合センターから伊藤さん、宮城県新産業振興課から千葉さんが参加され、様々な視点からのアドバイスを受けながら新商品開発を進めました。
参加者全員の月1回程度の全体ミーティングのほか、その前にゼミ内でプレゼン用のワークを行い準備するサイクルで活動しています。詳しい中身についてお知らせできないのが残念ですが、10月中にまとめた2件の提案をもとに、佐々木さんによるプロトタイプ作成段階に入りました。第4回のミーティングからは対面で実施し、プロトタイプを見ながら機能やデザインの改良を実施しました【全体ミーティングは計5回、ゼミ内ミーティングは計4回、合計9回のミーティングを実施しました】。
【KCみやぎ 研究契約期間が終了しました】
1.裏紙を電話メモにできるカレンダー
企業・家庭の両方で必ず利用されるカレンダーに工夫を加え、日付ごとに切り取り線があり、裏紙を電話伝言メモに再利用するエコ・コンシャスなカレンダーを作成しました。企業の年末ノベルティにすれば、環境配慮意識があることもアピール可能です。切り取ったメモを入れる箱付きです。
上・下:ゼミ内ミーティングの様子。下はプロトタイプ1の
改良中。
上・下:プロトタイプ2。カレンダーは3ヶ月毎のイメージカラーに分け、
切り取りやすさのため1週1列にし、その結果カレンダーが分厚くなってプ
ッシュピンで留めにくくなることを防ぐため、カレンダーを3ヶ月分×4に。
メモを入れる紙箱もプロトタイプ1から改良し、メモを取り出しやすくしま
した。
2.推し用バースデーケーキ箱
ジャニーズなどアイドルの特定の応援対象で、アイドルごとにカラーが決まっている「推し」のバースデーを祝う、デコレーションしなくても盛れているケーキの箱(若年層の需要拡大)です。ホールケーキで祝うことから大きなビジネスフィールドです。
左:金色箔押しの推し用ホールケーキ箱。 右:取り出しや
すい下皿付きのポップアップタイプ・ワンピースケーキ箱。
プロトタイプのため箱の色は白ですが、推しのカラーを選べるように。パステルカラーのリボンなどを使ってカラフルに、ケーキを置く台座をレースペーパー模様にするなど、プロトタイプでは未実装のアイディアもたくさん出ておりイメージは膨らむ一方です。商品開発には夢を形に描くこと、理想通りに実現する技術、市場規模調査をし販売予測を立て、ペイできるように製造コストを計算し(損益分岐点分析)、市場で受け入れられるか、また競合他社・競合製品との競争優位があるか、などの道程を経て製造・販売に至ります。こうした作業の一端を経験できた学生は、どんな企業や組織に就職しても力を発揮できるでしょう。
【KCみやぎ成果報告書より】
【運営者】東北工業大学 (佐藤 飛鳥)
具体的に残る成果としては2つのプロトタイプが完成しました。①裏紙を電話メモにできるカレンダー(環境配慮)と、②「推し」のバースデーケーキを祝う、デコレーションしなくても盛れているケーキの箱(若年層の需要拡大)です(プロトタイプ1はすでに本学の「工大広報第300号」で紹介済みです)。
マーケティングの理論をもとに、ユーザーの生活をイメージしながらニーズを洗い出し、その人の生活が向上するように商品提案を行うことの重要性を学生に理解してもらうことができました。企業や社会人との協働により、単なるアイディアでは市場性がないこと、技術的にもできることは限られてくること、既存の商品にも様々な工夫が凝らされており、新市場を開拓することがいかに大変なことか、ワークを通して学生は理解したと思います。また、「プロ」が学生のアイディアを具現化していくときの技術、発想に触れたことで、学生は1つの仕事を極めていくことの凄さにも気付いていました。地元への就職や、これまで考えていなかった職に興味を持つ学生も現れ、この活動が学生の成長を通して宮城県の底力を上げていくことに繋がっていくことを考えると、学生の活躍が早く見たいと感じます。同様に、企業側もマーケティングの理論を知って、また学生のアイディアの出し方に触れたことで、今後の業務に活かしていただけると思います。ぜひ来年度以降も機会があれば学生参画型に応募して、企業と学生のコラボで宮城県を明るくしていきたいと思います。
【参画者】
1) 有限会社 スマッシュ (佐々木 真由・本間 杏奈)
学生のアイデアをもとに、紙製品の開発をおこないました。オンラインミーティングと対面授業に参加させていただきました。ミーティング後に議事録と録画を共有いただき、効率よく取り組むことができました。 製品アイデアは、日常的な気づきや既に需要のあるものから広げて発想しており、説得力がありました。提案の度に、より具体的になっていたためイメージしやすかったです。プロダクトの仕上りを考える際、頭の中や参考画像によるイメージだけではなく、スケッチや試作など、手を動かす作業を早い段階で行うとよいと感じました。来年度以降の取り組みにも反映できる点だと思います。
当社は、今年度から自社製品の開発に取り組み始めましたが、今回参画させていただいたことで、新しい視点と思考力を得ることができました。
2) 特許業務法人 創成国際特許事務所 (嶺岸 一夫)
飛鳥先生からの指針ご指導のもと、「こんなものがあったら・・・」から市場性を踏まえた検討が始まり、学生の皆さんからは柔軟性、何より実用性に富んだアイデアが出され、企業様が自社の強みを生かしながら短期間で具現化する連携プレーに関心させられました。
今後、知的財産の観点も組込みながら、「商品案」から「商品」へ移行し市場に顔を出すことを期待しています。良い経験をさせていただき、あらためて関係した皆様に感謝申し上げます。
3) 東北工業大学 佐藤飛鳥研究室(マーケティング・人的資源管理論ゼミ)学生
紙の新商品という、身近なものでありながらあまり考えたことのなかったものを、コロナ禍の中、オンラインを利用し、話し合いを重ね、提案することで成長できたと思います。また、商品開発の大変さを知ることができました。(石井 雄斗)
スマッシュプロジェクトでは、マーケティングの考え方を学ぶことができました。はじめは自分達に紙製品なんて作れるだろうかと思っていました。しかし、ターゲットを設定し「顧客の目線で考える」というマーケティングの考え方のおかげで、多くのアイデアが出てくるようになりました。(及川 仰)
今回のプロジェクトの中でペルソナや市場価値などを考慮して商品開発を行ったことで、
私たちの提案が実現されていくことを楽しみながらマーケティングの知識も高めることが出来ました。日常で何気なく使用しているものでも商品開発側の立場になると、様々な点を工夫することで市場価値を高めていることがよく分かりました。(大泉 智)
私にとって企業の人と関わることがまず新鮮で、さらに新商品開発するにあたって話し合うことが想像以上に多く、難しかったです。お客様の立場になって考えて、どんな商品が欲しいのかを深く掘り下げて話し合うのが大変でした。新商品が開発されるのが楽しみです。(尾形 匠)
自分たちで1から商品を開発するということは、なかなか出来ない貴重な体験であり、意見を交換し合いながら完成に近づけることの難しさを痛感しました。実際に完成したものが使用されることを想像すると、とてもワクワクします。(佐々木 尚)
企業様と共に新商品開発を行う機会は貴重なものでした。私たちが考えた案が実際に形になっていく過程が楽しかったです。このプロジェクトを通して、提案力が向上したと感じています。とても良い経験をさせていただきました。(菅原 義玖)
紙製品という制限や条件があるなかで新しいものを考える力を身につけられました。コロナ禍のため対面で活動するのは難しかったですが、アイディアを提案できてよかったです。自分たちが考えたものが形になったときは企業の技術の高さに驚きました。(関川 樹海)
PROJECT 2:
株式会社ミューシグナルの音声・映像アイディア
☆奨学寄附金
研究契約期間2020年4月〜3月末日
https://www.musignal.co.jp/products/sizzle/
こちらのプロジェクトもオンラインミーティングで幕開けとなりました。最近ではYouTubeでも人気のコンテンツ、ASMRをビジネスに応用するミューシグナル。美味しい音で聴覚を刺激し、居酒屋やスーパーマーケット、デパートなどでの取扱数を増やしていくためにコラボが始まりました。コラボの主要目的は、天ぷらの音のように飲食店で成功した事例をもとに、学生のアイディアから他業種であるスーパーやデパートで立ち止まってもらい、また売上につながる音や映像を共感マーケティングの観点から提案することです。
共感マーケティングとは、消費者の共感に訴えかけて納得して購入してもらうための手法です。例えば、①情報提供型(レシピ提供や、食材のおすすめの組み合わせや、栄養情報による食育など)②ストーリー型(開発秘話、あるいは消費者が家族のことに思いを馳せて購入し、喜ばせたくなるように)③情報開示型(トレーサビリティーや生産者の顔写真)を組み合わせます。
前回、パワーアップしたシズルパネルのデモンストレーションのため、対面ミーティングが実現しました。これまではおいしい音がメイン機能でしたが、①パネルがデジタルサイネージになり、映像+音声に。元々のこだわりの音声に加えて映像による訴求が可能になりました。②Bluetoothスピーカとして遠隔(障害物がなければ20mほどOK)からパネルに音声出力可能に。これにより入店前に美味しい音に興味を持った見込み客に店内から声をかけることができます。③録音メッセージを流すことが可能に。急に思い立ったタイムセールやオトクな情報を録音し、ループで流すこともできます。④事前に登録してある音声パッケージのタイムスケジューリングが可能に。店舗ごとに異なる時間帯別の売上向上のため、例えばお昼は惣菜コーナー、おやつ前はデザートコーナー、夕食前は精肉コーナーで流す音声パッケージを組むことができ、利用者様の手間を省けます。重さはなんと600g!持ち運んで別のコーナーへの移動も簡単、省スペースで設置可能です(ただしコンセントの電源が必要です)!左上のデモンストレーションをご覧ください。
左下のPDFは自然音BGM を再生する新商品「リラバス」です。右上にある»ボタンからプレゼンテーションモードを選んで頂くと大きく表示されます。またはその左隣のボタンからダウンロードしてご覧ください。病院の待合所、コワーキングスペース等で展開中です!
学生はより共感の得られる音と映像の組み合わせを提案し、集客、売上アップを目指します。
☆2020年11月より藤崎百貨店様7F催事場(おせち売り場への誘引)実装しています!
☆2020年11月より厨房機器販売会社テンポスバスターズ新宿店様にSIZZLEPANELをサイネージ付きで設置致しました。常設展示です。
【SIZZLE PANELとは:同社Websiteより】
SIZZLE PANELは、ハイレゾスピーカーと特殊効果音源を組み合わせた「おいしい音」により集客効果を生み出す、これまでにない店頭広告パネルです。
一般的な楽曲の使用は著作権の問題で厳しく扱われ、言葉を使った宣伝はループされると聴き疲れてしまうでしょう。これらの問題を「あなたのお店に合う音」で解決できます。
☆シズルパネルの新パンフレットが出来上がりました!
👇ご覧いただき、㈱ミューシグナルまでぜひお問い合わせください。最下部に連絡先があります。
2019年度コラボ事例
2019年度に実施しているコラボの中から3つの事例を紹介します。
PROJECT 1:
有限会社スマッシュの紙製品アイディア
お菓子などの紙器パッケージ会社として、和もポップもこなすデザイン力を持つスマッシュ。B2Bのみでは現状打破できないことから、B2C、あるいは新市場を求めてコラボが始まりました。コラボの主要目的は、企業の視点では思いつかない奇抜なアイディア、あるいは若年世代のニーズを知っていただくことにあります。そのアイディアが技術的・コスト的に実現可能かどうかは毎回研究室に来ていただく企業の担当者の方にご判断いただくことにしており、スマッシュからはアートディレクターの稲葉さんと、デザイナーの佐々木さんが、またアイディアの中に意匠性や特許性があったときのために、特許業務法人創成国際特許事務所から嶺岸さんが毎回参加されています。
若年層の1日の暮らしの中に、紙にまつわる不便なことがないかに注目しながら架空の人物(大学3年生男子、ゲーマー、引きこもり気味)の1日をイメージし、不便を解消する紙製品のアイディアをブレインストーミングしました。また、現在紙で作られていないモノを、紙で作ることで便利さがアップしたりコスト削減できないかをブレインストーミングしたり、学内の学生にアンケート・インタビューして若年層の生の声を集め、ニーズから新商品開発のアイディアを得ようと作業中です。
PROJECT 2:
登米市津山地域 道の駅「もくもくランド」
活性化プログラム
高速道路の延伸方向から逸れたせいで立ち寄る方が減少した津山道の駅「もくもくランド」。休憩機能にとどまらず、「ここにわざわざ来たい理由を作る」=目的地化を図るため、ドッグラン、キャンプ、木工のオリジナルペットグッズ(津山木工のブランド化)、地域野菜や登米産牛の、五感を刺激するシズル感たっぷりのライブ販売、おいしい水などを組み合わせ、家族やペットと楽しい時間を過ごせる場所となるよう提案しています。
こんな木製ペットグッズ(主にいぬ・ねこ用)がほしい!というご意見がございましたらお寄せください(内部で検討させていただきます。商品化につながらない場合もございますのでご了承ください)。
*もくもくランドは台風19号で1mの浸水被害を受けました。ボランティアや応援してくださる方の力をお借りして復旧を進め、10月26日から仮店舗で営業を再開しています。原状復帰には建物の診断、修繕などが必要であり、2019年11月末時点で、最速でも数ヶ月はかかるものと見られます。ふるさと納税やクラウドファンディングの利用も検討中です。引き続きご支援よろしくお願いいたします。
PROJECT 3 :
登米市産業経済部
地域おこし協力隊「木工芸支援員」育成サポート
登米市の木工芸を支える若い力、木工芸支援員の井上さん・入岡さん。津山木工芸品事業協同組合の佐々木理事長、そして道の駅津山もくもくランド駅長の西條さん、所属する登米市産業経済部の阿部部長をはじめ、産業振興課及び産業連携推進課、津山総合支所と連携して、井上さん・入岡さんをバックアップしています。
普段は地元の職人、工人の技を伝承するため津山で木工芸の技術習得を行っている井上さん・入岡さんですが、研究所、及び大学(地域連携センター)では、津山の木工芸を絶やさず、高付加価値化・ブランド化し、地域の産業として県内外に広く認知されるための素地も備えた職人になっていただくことを目標としています。職人としての自覚、デザイナーとしての心構え、商売としても成り立ち、愛用者が生まれるようにマーケティングの素養を身につけていただくために、秋岡芳夫の教えや、マーケティングの考え方などを会議や講義・(外部)セミナーなどで提供しています。秋保の工人との顔つなぎや、工房見学の機会、役立つ外部セミナーの紹介でサポートするとともに、地域おこし協力隊の活動上のデザインにアドバイスするなど、木工組合、登米市、大学の三者が協力して次世代の木工を担う井上さん・入岡さんを応援しています!
今後は登米市の地域おこし協力隊(観光振興支援員、起業・創業支援員、移住・定住支援員など多数)のサポートも充実していきたいと思います。
東北工業大学と登米市は2018年12月に連携協定を結びました。
登米市が有する地域資源、東北工業大学が有する研究資源を活用し、連携協力することにより、相互の人材育成と地域の活性化を図ることを目的に協定を締結
【実施内容】
(1)地域の観光資源を活用した地域活性化につながる事項
(2)歴史的建造物調査等、景観・街並み保全につながる事項
(3)地域資源を活用した新たな産業の育成に関わる事項
(4)地場産業の持続的な再生に関わる事項
(5)協定趣旨に基づき、両者が合意のうえ取り組む事業及び調査研究 など
過去のコラボ事例はこちら!